医学部6年の小谷紘史さんと深川彰彦さんが日本学生支援機構優秀学生顕彰で大賞をダブル受賞

2015年11月25日 トピックス

 平成27年度 独立行政法人日本学生支援機構優秀学生顕彰(JASSO Students of the Year 2015)の学術分野において、医学部医学科6年の小谷紘史さんおよび深川彰彦さんが「大賞」をダブル受賞しました。

 小谷さんは、ゲノム編集技術の開発において、CRISPR/Casシステムというゲノム編集技術を従来の方法から改良し、ゼブラフィッシュにおいて遺伝子改変をより簡便かつ効率的に行うことに成功したことについて、また深川さんは、がんの細胞生物学的研究において、がん悪性化に関わっている上皮間葉転換に関する研究を行い、上皮マーカーであるE-カドヘリンがδEF1によって強力に抑制されるメカニズムを解明したことについて、それぞれの研究成果が国際学術誌に掲載され、学内外への発表、受賞実績が評価されたものです。

 指導教員である医学教育センターの川原敦雄教授および生化学第2教室の宮澤恵二教授からは「高校からの同期生であるこの二人がダブル受賞できたことは、快挙でありとても名誉なことだと思います。」とのコメントをいただきました。

参考HP:平成27年度 独立行政法人日本学生支援機構優秀学生顕彰 選考結果