修士課程1年の齋藤直樹さんが日本原子力学会関東?甲越支部主催「第17回若手研究者?技術者発表討論会」で奨励賞を受賞
2018年11月12日 トピックス
平成30年10月15日(月)、電力中央研究所狛江地区(東京都狛江市)で開催された、日本原子力学会関東?甲越支部主催「第17回若手研究者?技術者発表討論会」において、大学院修士課程工学専攻機械工学コース1年の齋藤直樹さん(指導教員:武田哲明 工学部教授)が、奨励賞を受賞しました。
この賞は、同支部に所属する原子力関係の研究を進めている若手研究者?技術者の中から優れた研究内容?発表に対し授与されるものです。
受賞テーマは、「水平二重管破断時の空気浸入過程に関する研究」です。次世代原子炉の一つである超高温ガス炉の一次冷却系の水平二重管破断事故時の空気浸入過程を実験により調べ、破断直後のヘリウム-空気の対向置換流によるヘリウムの放出後、分子拡散と自然対流により空気が浸入し、最終的に空気の自然循環流により原子炉内へ大量の空気が浸入する可能性を調査したもので、口頭発表並びにポスター発表を行った結果、ポスター発表と質疑応答が評価されての受賞となりました。
受賞した齋藤さんは、「受賞を大変光栄に思います。指導教員の武田教授を始め、研究室の皆様に非常に感謝しています。今後も一層、研究活動に力を入れていきます」と述べています。