杉浦篤志 総合分析実験センター助教らの研究成果が米国Anatomical Sciences Education誌に掲載されました

2019年10月9日 トピックス

 杉浦篤志 総合分析実験センター助教、北間敏弘 同准教授、豊浦正広 工学部コンピュータ理工学科准教授、茅暁陽 同教授による研究論文が、米国American Association for Anatomyが出版する学術雑誌「Anatomical Sciences Education」2019年5号に掲載され、研究成果を表す写真が同誌の表紙に選ばれました。
 研究論文のタイトルは「The Use of Augmented Reality Technology in Medical Specimen Museum Tours」(医学標本館における拡張現実感技術の利用)で、拡張現実感技術(AR)を利用した医学標本館の見学支援システムを構築し、ユーザビリティ評価および教育的評価を行うことで、従来の展示手法よりも有意に学習効果の向上に繋がる可能性があることを示しました。これにより、医学標本館の展示手法の刷新などにも貢献することが期待されます。
 筆頭著者である杉浦助教は、「大変嬉しく思います。これまでご指導頂きました先生方、評価のためにご協力頂きました皆様方には感謝申し上げます。様々な情報技術と組み合わせて、本システムをさらに発展させるために精進して参ります」と述べています。