平成30年度第1回 大学院特別教育プログラム「研究教育セミナー」を開催

2018年5月28日 トピックス

 平成30年5月23日(水)、甲府キャンパスにおいて、大学院教育マネジメント室主催「平成30年度第1回大学院特別教育プログラム『研究教育セミナー』」を開催し、学生?教職員等約70名が参加しました。

 本学では、第3期中期目標期間における戦略の1つに「全学(4学域)の研究力を結集した諸学融合による、新たな知の創造と世界に通用する人材を育成する教育への展開」を掲げ、その取組として「発展性のある諸学融合の大学院特別教育プログラムによるグローバル社会で活躍できる人材の育成」事業を平成28年度よりスタートさせました。現在、「発生工学技術開発?実践」「流域環境科学」「先端脳科学」「協応行動科学」の各プログラムを展開し、諸学融合の観点から特徴的?先進的な大学院教育を実践しています。

 今年度新たに企画された本セミナーは、“先端?総合?融合研究で学ぶ”シリーズと銘打ち、先進的な取組を学内で情報共有し、さらに波及?展開させる目的で開催されました。

 第1回目である今回は、「発生工学技術開発?実践」分野をテーマに開催され、大我政敏 生命環境学部助教が「『それでいいではなく、それがいい』―初期胚を追い続けて10年―」、大貫喜嗣 同学部助教が「―細胞培養が教えてくれたのは―『できない』と思わないこと」と題し講演しました。両助教は研究紹介のみならず、研究の面白さや苦労話、研究者への道を選んだ人生の転機や研究を通して得た想いなどを熱く語りました。

参加者は熱心に聞き入り、活発な質疑応答が交わされるなど、有意義なセミナーとなりました。

 大学院特別教育プログラムHP