博士課程3年の亀井樹さんが優秀研究賞?観衆賞を同時受賞
医学工学総合教育部 博士課程3年(環境社会創生工学専攻)の亀井樹さん(指導教員:風間ふたば教授)が、平成27年11月18日(水)、東京大学弥生講堂一条ホール(東京都文京区)で開催された公益財団法人 本田財団主催「Honda Y-E-S Forum 2015 研究ポスターコンテスト」において、審査員らが選定する優秀研究賞と、フォーラム参加者全員からの投票による観衆賞を同時受賞しました。
本フォーラムは、アジア各国から選ばれた若手研究者がエコテクノロジーで環境汚染問題に取り組んだ研究成果を発表し、専門家を交えて課題と未来について討論するもので、コンテストの優秀研究賞は14件のうち2件、観衆賞は24件のうち1件が選出されました。
亀井さんの受賞テーマは「Development of Simple Groundwater Treatment Systems for Developing Countries: A Case Study of Installation in Kathmandu, Nepal」で、本学と本学大学院附属国際流域研究センター(ICRE)が推進しているSATREPSプロジェクトの一部として実施され、ネパールでの地下水浄化装置開発と適用の研究成果をまとめたものです。
受賞した亀井さんは、「このような素晴らしい賞を同時受賞することができて、大変光栄です。この研究は自分ひとりの力ではなし得ず、指導教員の風間先生をはじめ、研究室の後輩、ICRE関係の皆様、およびネパール国のカウンターパートの皆様の協力の賜物です。この受賞を励みとしてよりいっそう研究にまい進するとともに、SATREPSプロジェクトの理念および最終目標でもある研究成果の社会実装に向かって力を合わせて頑張ります。」と話しています。
表彰状
表彰式の様子(左が亀井さん)