修士課程2年の服部優哉さんが「第56回日本セラミックス協会東海若手セラミスト懇話会 優秀発表賞」を受賞

2018年7月13日 トピックス

 平成30年6月28日(木)~29日(金)、下呂温泉山形屋(岐阜県下呂市)にて開催された(公社)日本セラミックス協会東海支部主催「第56回東海若手セラミスト懇話会 2018年 夏期セミナー」において、大学院修士課程工学専攻応用化学コース2年の服部優哉さん(指導教員:上野慎太郎 工学部准教授)が優秀発表賞を受賞しました。

 本賞は、同会で優秀な研究発表を行った学生に授与されるもので、その功績を称えるとともに、更なる研究の発展の奨励を目的としています。

 受賞対象となった研究題目は「ペロブスカイト型絶縁体/導電体酸化物コア‐シェルナノ粒子の合成と大容量複合キャパシタへの応用」で、高い静電容量と絶縁破壊電圧を持つ複合キャパシタの実現のため、導電体酸化物粒子が絶縁体酸化物粒子によりエピタキシャルに完全被覆されたナノ粒子の合成法を確立しました。今後このナノ粒子を集積することで、キャパシタ材料としての応用が可能になります。

 受賞した服部さんは、「大変光栄に思います。ご指導いただいた和田智志 工学部教授、上野准教授、藤井一郎 工学部助教をはじめ、本研究にご協力いただいた関係者の方々に深く御礼申し上げます。今後もこの賞を励みに研究活動に邁進したいと思います」と述べています。

第56回東海若手セラミスト懇話会 2018年 夏期セミナーHP