「水素社会に向けた『やまなし燃料電池バレー』の創成」FCyFINEシンポジウムを開催
平成30年7月9日(月)、ベルクラシック甲府において、「水素社会に向けた『やまなし燃料電池バレー』の創成」FCyFINEシンポジウムを開催し、関係企業?団体?自治体関係者や本学教職員等約120名が参加しました。
平成29年9月に文部科学省から「地域イノベーション?エコシステム形成プログラム」の採択を受け、本学では山梨県や企業等と協働で「水素社会に向けた『やまなし燃料電池バレー』の創成」事業を実施しています。
具体的には、本学と地域に蓄積された燃料電池技術の強みを更に発展させ、新たな燃料電池スタック及びシステムを創出し、電源及び燃料電池自動車等への展開を図ります。また、地域内外の企業と連携し、今後到来する水素社会に向けた事業化を推進しています。※参考:/10020
事業開始後初の開催となった本シンポジウムでは、島田眞路学長による開会挨拶の後、佐野宏 山梨県産業労働部長及び西條正明 文部科学省科学技術?学術政策局産業連携?地域支援課長より、今後の事業推進に期待を寄せるご挨拶をいただきました。
その後、西條課長が文部科学省の地域イノベーション事業について、永田裕二 FCyFINE事業プロデューサーが同事業の取組内容について、丹沢 竜 県産業労働部新事業?経営革新支援課長が「やまなし水素?燃料電池バレー」の実現に向けた取組について、飯山明裕 本学燃料電池ナノ材料研究センター長が本学の水素?燃料電池用材料の研究開発について、それぞれ講演しました。
※FCyFINE:Fuel Cells Yamanashi Frontier for Innovation and Ecosystem