マレーシア?ペルリス大学の大学院生を招いた人工知能?IoTセミナー及び短期共同研究の実施

2018年8月28日 トピックス

 平成30年7月22日(日)~8月11日(土)、国立研究開発法人科学技術振興機構「日本?アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」(本学担当:西崎博光 工学部准教授)の一環として、マレーシア?ペルリス大学の大学院生11名及び教員4名が来学され、セミナー?技術交流?共同研究を実施しました。

 本事業は、産学官の緊密な連携により、優秀なアジア地域の青少年が日本を短期に訪問し、未来を担うアジア地域と日本の青少年が科学技術の分野で交流を深めることを目指すもので、アジア地域の青少年の日本の最先端の科学技術への関心を高め、日本の大学?研究機関や企業が必要とする海外からの優秀な人材の育成を進め、もってアジア地域と日本の科学技術の発展に貢献することを目的としています。

 今回、本学では、教員らがディープラーニング?画像処理?拡張現実感等の人工知能に関するセミナーを開講し、同大からは教員?大学院生によるIoT(Internet-of-Things)?センサーに関するセミナー及び実習を開催することで、両大間の技術交流を実施しました。

 また、「人工知能関連技術を用いたInternet-of-Thingsデバイスから取得したセンシングビッグデータの分析?可視化に関する研究」というテーマのもとに、同大学院生らが本学工学部情報メカトロニクス工学科(担当:西崎准教授)及びコンピュータ理工学科(担当:茅 暁陽 工学部教授?豊浦正広 大学教育センター准教授)の各研究室に滞在し、共同研究を実施しました。

 プログラムの最終日には成果報告会を実施しました。約3週間の短い滞在でしたが、同大学院生が熱心に研究に取り組み、多くの研究成果を得ることができました。今後の両大間の共同研究の発展につながっていくものと期待されます。

 さくらサイエンスプランHP