博士課程3年の清水瞭さんがAiMES2018 meetingで最優秀ポスター賞を受賞
平成30年9月30日(日)~10月4日(木)、メキシコ?カンクンで、米国電気化学会ECSとメキシコ電気化学会SMEQの合同大会「American International Meeting on Electrochemistry and Solid State Science 2018(AiMES2018)」が開催され、大学院博士課程グリーンエネルギー変換工学特別教育プログラム3年の清水瞭さん(指導教員:内田 誠 燃料電池ナノ材料研究センター教授)が、Polymer Electrolyte Fuel Cells and Electrolyzer 18分野で最優秀ポスター賞を受賞しました。
発表題目は「Unsupported Pt3Ni aerogels as high stability catalysts for PEFC anodes under fuel starvation conditions」です。本研究は、本学リーディングプログラムのグローバルインターンシップ中に、スイスの国立研究所Paul Scherrer Institute(PSI)において行われ、本学及びPSIの共同研究成果として発表されました。研究内容は、固体高分子形燃料電池における新規アノード触媒の開発?評価で、新規アノード触媒の優位性を電気化学的性能評価によって明らかとしました。今回の受賞は、学術的な価値の高さ、質の高い質疑応答が評価されたものです。
清水さんは「素晴らしい賞をいただき、大変光栄に思います。受賞を励みに、今後更なる成果を挙げられるよう、より一層研究に取り組んでいきます。ご指導いただいた内田教授、Thomas J. Schmidt教授他PSI関係の方々、本学リーディングプログラムコーディネーターを務める内田裕之 クリーンエネルギー研究センター長、研究室の皆様に心から感謝申し上げます」と述べています。