博士課程グリーンエネルギー変換工学特別教育プログラム3年の小林駿さんが2018年日本表面真空学会学術講演会で講演奨励賞(スチューデント部門)を受賞
2019年5月28日 トピックス
2018年11月19日(月)~21日(水)に神戸国際会議場(兵庫県神戸市)で開催された、2018年日本表面真空学会学術講演会において、大学院博士課程グリーンエネルギー変換工学特別教育プログラム3年の小林駿さん(指導教員:内田裕之クリーンエネルギー研究センター教授)が、講演奨励賞(スチューデント部門)を受賞しました。
本賞は、表面と真空に関する科学と技術の発展に貢献しうる優秀な一般講演を発表した学生会員に授与されます。
小林さんの発表題目は「高い酸素還元活性を有するPt-Co(111)単結晶電極の表面構造と下地合金組成の解析」で、Pt3Co(111)合金単結晶電極の極めて大きな酸素還元活性増大の機構を解析するため、単結晶表面の原子スケールの構造と表面から内部への原子層ごとの組成を初めて明らかにしました。学術的な価値の高さ、質の高い質疑応答、燃料電池の高性能化に繋がる重要な成果等が高く評価され、受賞となりました。
受賞した小林さんは「たいへん光栄に思います。共同研究者の皆様に感謝し、この賞を励みに、今後さらなる成果をあげられるようにより一層研究に取り組んでいきます」と話しています。