武井貴弘工学域教授らの研究グループによる論文がJournal of the Ceramic Society of Japanで優秀論文賞を受賞
2023年7月5日 トピックス
本学工学域の武井貴弘教授、熊田伸弘教授と日本軽金属株式会社との研究による成果をまとめた論文「Low temperature synthesis of aluminum nitride from anhydrous aluminum chloride-organic amine complex, Miki Uchida, Takahiro Takei, Nobuhiro Kumada, Hideyuki Tsutsui, Kazuki Azuma and Takashi Toyama, J. Ceram. Soc. Jpn., 130[8]707-714, 2022」が、Journal of the Ceramic Society of Japanの2022年度優秀論文賞を受賞しました。
この賞は、年度ごとに3報以内の優秀なセラミックス研究に関する報文を選出するもので、2022年度は114報の論文の中から3報の論文が選出されています。
受賞した論文は、アルミニウムーアミン錯体を調製することにより1000℃以下の低温でも窒化アルミニウムの合成が可能であることを報告したものであり、結果の有意性と結晶構造解析や酸素含有量の解析等が評価され受賞となりました。