宮武健治クリーンエネルギー研究センター教授らの論文がWiley-VCH社の発行する学術雑誌に掲載され、裏表紙にも採用されました

2024年3月11日 トピックス

 宮武健治クリーンエネルギー研究センター教授らの論文が、Wiley-VCH社が発行する学術雑誌「Advanced Energy & Sustainability Research」に掲載され、裏表紙にも採用されました。
 論文の題目は「Effect of Radical-Mediated Cross-Linking on Partially Fluorinated Aromatic Anion Exchange Membranes and their Applications in Alkaline Water Electrolysis Cells」です。
 本研究では、側鎖アンモニウム基を有するアニオン導電性高分子に適切な架橋構造を導入することで物性の向上に成功し、アルカリ水電解セルへの応用に繋げました。アニオン膜型アルカリ水電解による水素製造デバイスの性能向上と耐久性の両立に貢献する技術です。
 宮武教授は、「今回の成果をもとに、アルカリエネルギーデバイスの可能性を一層追求していきたい」とコメントしています。