由井秀樹出生コホート研究センター特任助教が 日本生命倫理学会若手論文奨励賞を受賞

2024年12月4日 トピックス

 澳门皇冠体育_皇冠足球比分-【VIP专线直播】6年11月16日(土)?17日(日)、立命館大学大阪いばらきキャンパスで開催された日本生命倫理学会第36回年次大会において、由井秀樹出生コホート研究センター特任助教が日本生命倫理学会若手論文奨励賞を受賞しました。
 本賞は、日本生命倫理学会の機関誌『生命倫理』に掲載された40歳未満の若手研究者による研究論文の中から優れた論文の著者に与えられる賞です。
 受賞題目は「優生保護法第4条に基づく強制不妊手術対象者の探索―1950年代北海道の保健所の事業からの検討」で、日本の公衆衛生に関わる重大な生命倫理的課題の一つである優生政策に、保健所がどのようにかかわったのかを明らかにした点が社会的にも学術的にも意義があるとして評価されました。
 受賞した由井特任助教は、「今後は、遺伝差別という観点から優生政策の歴史を再検討していきたいと考えています」とコメントしています。