修士課程1年の根岸知誠さんが情報処理学会学生奨励賞を受賞
2017年3月27日 トピックス
平成29年3月16日(木)から18日(土)、名古屋大学東山キャンパスで開催された情報処理学会第79回全国大会において、大学院修士課程工学専攻コンピュータ理工学コース1年の根岸知誠さんが学生奨励賞を受賞しました。
この賞は、国内最大の情報系学会である情報処理学会の全国大会において、学生が発表した優秀な研究に対して贈られるものです。
根岸さんの受賞テーマは、「Deep Convolutional Neural Networkを用いた高山植物認識システム」(情報処理学会第79回全国大会講演論文集, 3N-03, 2, pp. 291-292, 2017年3月)で、大学院総合研究部の服部元信准教授との共同研究です。
この研究では、深層学習を用いた高山植物認識システムにおいて、ターゲットとなる高山植物の学習データが十分に得られない場合でも、収集が容易な同属の植物画像を学習に用いることで、優れた認識性能が得られることを明らかにしました。
本手法の有効性に加え、分かりやすい発表と質疑応答が総合的に評価され、今回の受賞となりました。
受賞した根岸さんは、「今回、このような賞を頂けたことを大変嬉しく思います。私の研究が評価されたのは、先生方や研究室の皆さまのご協力あってのことと思います。心より感謝申し上げます」と述べています。