医学部附属病院栄養管理部調理師3名が「第14回食の祭典やまなし」にて最高賞「山梨県知事賞」などを受賞
平成29年5月10日(水)、甲府市内で開催された山梨県産食材を使用した料理コンテスト「第14回食の祭典やまなし(山梨県調理師会主催)」において、医学部附属病院栄養管理部の長田記一調理師が西洋部門の最高賞である「山梨県知事賞」、寺井祥悟調理師が郷土部門で「日本調理師会名誉会長賞」、志村鎮治調理師が郷土部門で「山梨県調理師会長賞」を受賞しました。
「食の祭典やまなし」は県産食材の普及と観光振興、県内で働く調理師の技術向上を目的に開催されるもので、今年度は「郷土」「日本」「中華」「西洋」の4部門に、ホテル?一般料理店?病院関連施設の関係者から計124点が出品されました。
各調理師のコメント
<長田調理師 西洋部門?山梨県知事賞受賞>
食の祭典やまなしへの出場にあたりご尽力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。病院給食を提供している立場ですが、このような名誉ある賞を受賞することができ大変嬉しく思います。
今回の料理は、私が最も敬愛する80~90年代の仏料理を意識し、多種多様な県産食材を使用して山梨の四季の移ろいを表現してみました。
ひと皿のバランス、コースのハーモニー等々難しいことも多くありましたが、私の料理に共感、賛同、評価して頂けたことが何よりの喜びです。
<寺井調理師 郷土部門?日本調理師会名誉会長賞受賞>
食の祭典やまなしに出品させて頂き有難うございました。今回の作品は、日々の業務で担当している透析食や幼児学童向けのお楽しみ食を「県内産の食材を使い、楽しく提案する」ことをテーマに取り組みました。会場でも多くの人に声をかけられ、病院食ならではの制限や調理のポイント等を理解して頂けたのは大変うれしく思います。
これからも食の安全、安心そして楽しく美味しい病院食を提供できるよう努めていきたいと思います。
<志村調理師 郷土部門?山梨県調理師会長賞受賞>
このような素晴らしい賞をいただき本当に光栄です。今回、食の祭典やまなしへの出品のお話をいただいた時、果たして「自分に何ができるのか、栄養管理部の名を汚さないか」との葛藤がありましたが、実力を試してみたいとの思いで応募いたしました。
どの受賞者の作品も素晴らしく、自分の力がまだまだだと改めて実感いたしました。
これからも食の安全をモットーに患者さんに喜んでいただける食事を提供していきたいと思います。