新森英之生命環境学部准教授が2016年度「貴金属に関わる研究助成」奨励賞を受賞
2017年6月2日 トピックス
平成29年4月19日(水)、一般財団法人田中貴金属記念財団が募集した2016年度「貴金属に関わる研究助成」において、新森英之生命環境学部准教授が奨励賞を受賞しました。
同財団は、貴金属の新分野を開拓醸成し、学術?技術等の発展を目的に設立され、本賞は貴金属が貢献できる新しい技術や研究?開発を行っている者に対して贈られるものです。今年度は全体で177件の応募があり、計19件が助成対象として選ばれました。
新森准教授の受賞テーマは「シリカコーティングによる高分散性コアシェル型貴金属ナノ粒子の創製と光特性の安定化」で、この研究により、将来的に汎用性の高いナノ診断?治療薬や微細加工光デバイス材料などへの応用が期待されます。
新森准教授は、「この度は名誉ある賞を頂き、大変光栄に思っています。本賞は、これまでの研究成果に加えて、今後の貴金属における新たな研究開発の発展に貢献する期待を込めて贈られたと考えています。今後はより一層の努力を持って研究に取り組み、科学発展に貢献できればと思っております。研究室の学生や研究支援を頂いた多くの関係者の皆様に心より御礼申し上げます。」と話しています。