中村勇規 医学部講師及び附属中学校科学部が山梨科学アカデミー各賞受賞
2016年12月5日 トピックス
平成28年11月28日(月)、ベルクラシック甲府において、「平成28年度第2回山梨科学アカデミー交流大会」が開催され、会員や教育関係者など約120名が参加しました。
山梨科学アカデミーは、県関係の研究者や事業者等が科学の発展に寄与する目的で平成7年に発足し、講演会や顕彰制度など様々な事業を展開しています。
大会では、同アカデミーの第21回奨励賞を受賞した中村勇規 医学部講師が受賞題目「概日時計によるアレルギー反応の制御機構の解明」について講演しました。また、「山梨の特産品であるブドウについての研究」を行った教育学部附属中学校科学部が第14回児童?生徒科学賞を受賞し、表彰式が挙行されました。
さらに、平成12年にノーベル化学賞を受賞した白川英樹 筑波大学名誉教授から「母国語で学ぶ自然科学」と題した特別講演が行われ、ノーベル賞受賞当時に自然科学三賞の日本人受賞者がアジアの中で多い理由を記者より尋ねられたエピソードを披露し、古来より科学を理解?創造するために外国語用語を日本語の中に取り入れてきたことなどが影響しているとの考えを述べられました。